
お茶くみの成功率
こんにちは、ダンナの人です。
ダンナはコーヒーが好きです。奥様もそこそこコーヒーが好き。でもどちらかと言うと紅茶のほうが好みのようです。でもダンナが本格的な紅茶(?)はそれ程でもないので、二人で過ごす時間は大抵コーヒーを飲むことになります。
豆で買って煎れる前に挽く
コーヒーに特別なこだわりはない我が家ですが、コーヒーは豆で買って煎れる前に挽いて香りを楽しんでいます。
勿論挽きたてのコーヒーの香りは好きなのだけど、習慣づく前は「コーヒーミル」ってなんかカッコイイよね!くらいの小さな楽しみだったような気もします。その程度のこだわり。
豆はいつも近所のKALDIで小袋で購入。一応コーヒーファームと言ってはいるけど、変わった輸入食品とか季節のものとか面白い物の多いお店。
決まって買うのはお店のオリジナルブレンド「マイルドカルディ」。来店した人にも無料で配って、飲みならがお買い物してくださいと振る舞われる定番の豆。時々季節限定ブレンドもお試しで買ってみるのですが、結局「いつものが良いね」というやり取りを季節ごとに繰り返す日々です。
手の空いてる方が煎れる
我が家では特にお茶くみ当番は決まっていません。
手が空いている方、、か気が付いたほうが入れます。
さて、基本的に我が家の序列は奥様が頂点に君臨しているのですが、その序列は変動性なのです。季節によっても変わりますが、この冬の序列は、、
頂点!猫様を膝に乗せているほう
2位!先にコタツに潜り込んだほう
・・・
最下位!うっかり席を立ってしまったほう
となっています。
このルールの元、オヤツを切らせてしまった奥様vsトイレに行きたくなったダンナ、、等の静かな戦いが繰り広げられるのです。
昨夜の戦い
それは昨夜のこと。
夕飯を終えた二人はそれぞれくつろぐ準備を始めます。
側で構ってアピールを繰り返していた猫様をササッと抱きかかえてコタツに潜り込む奥様。今年の我が家はコタツ+人をダメにするソファーのコンビネーションなので、一度埋まってしまうと「動けないから無理〜」が通用してしまうのです。
先を越されてしまったダンナ。
いいだろう!ダンナのバリスタテクニックを見せてやる!(*`へ´*)9
パパッと手早くコーヒーの支度をしてコーヒーメーカースイッチオン!
入るまでの間コタツでくつろごうと、モゾモゾと潜り込むと、奥様にもみくちゃにされすぎた猫様がダンナのお腹の上に避難してきました。
テッテレー!序列変動!ダンナ頂点に立つ!
しばらくしてコーヒーメーカーから出ていたコポコポという音も収まり、そろそろ美味しいコーヒーがはいった頃です。となると誰かが注ぎにいかないといけません。しかしダンナには猫様がついている。
静かな戦いは、、、続かず!
ダンナの上でお腹を出していた猫様のお腹にズブズブと顔を埋めていく奥様。猫様もグイグイと肉球で押し返して抵抗するも、ちょっとお酒もはいっていた奥様には敵わず、タワーの上に緊急脱出していきました。
ガーン!ダンナ最下位転落!
こうしていつもの地位にもどったダンナ。
そして事件は起きた。
「奥様、美味しいお茶が入りまし、、、た!?(’□’」
コーヒーメーカーを見ると何かがおかしい。
薄い!薄すぎる!(’m’
でも透明じゃない。豆を入れ忘れたわけではないようだ。
薄いコーヒーが入っていると言うことは、水を入れ忘れたわけでもスイッチを押し忘れたわけでもないはず(両方経験済み!)
いったい、、なにが、、!(’ー’
恐る恐るコーヒーメーカーを開けてみると、、!
ババーン!豆!そのまま!
素材の美味しさをそのまま引き出すダンナのバリスタテクニック!香ばしく煎られたコーヒー豆を煮崩れさせること無くダイレクトにお湯を注いだ一品!それはまさに、、「コーヒー豆の研ぎ汁!」
新境地を開拓したことに感動を覚えつつも我に返るダンナ。
どうしよう(’m’
ダメになるソファーにお尻を取られ振り返ることもできなかった奥様も、ガクブルしているダンナの異変に気づいて様子を見にやって来ました。
「豆がね?そのままいるんですよ。頑丈だったのかな?ヽ(´o`;」
震えるダンナを他所に、スマホを取り出して写真を取り出す奥様。
奥様「フハハハ!このコーヒー(?)を世界中に晒してやる〜ψ(`∇´)ψ」
そう言いながら楽しそうにSNSに投稿しているようでした。
本日の対戦結果
笑顔にさせたダンナの勝利!
でもコーヒー豆を無駄にしたので引き分け!ヽ(´o`;
その後、コーヒーを入れ直しコタツでのくつろぎ時間を再開した二人。
改めてダメになるソファーに首まで埋もれなおしてコタツの中に吸い込まれていく奥様。何やら熱心に乙女ゲームの説明(アイドルものらしい)をしてくれていたのだけど、すぐに静かになり、結局コーヒーを飲み終える前に夢の中へとお出かけしていきました。
奥様が寝静まったのを確認してからダンナのお腹の上に戻ってきた猫様を撫でながら、
「やっぱりコーヒー豆は挽いて煎れたほうが美味しい」
と再確認したダンナの人でした。
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