メダカリウムはじめました・不幸の連鎖

こんにちは、ダンナの人です。

アクアリウム関係の記事は、日記ではないのだけど自分用のメモの意味も込めて順を追って記事に纏めてきました。が、印象が薄くなる前に書きたかったので今回は時間が前後した記事になります。

10日ほど前のことになります。

孵化ラッシュもピークを越えて多くの針子達が順調に育ってきています。水槽を覗く度に大きくなっていくのを見ていると、次の世代の水槽はどんなに賑やかになるのだろうかと今から楽しみです。

でも一つ懸念と言うか問題があります。

親が少なすぎるという問題。

 

我が家のメダカは白メダカ♀のモモ、オレンジ光♀のミカン、幹之光メダカ♂のライチの3匹。オスがライチしか居ません。

つまり、針子達はみんなライチの子供。

このまま世代交代していくと、血が濃くなりすぎて身体の弱い子や異常の有る子が生まれてくる可能性が高くなってしまいます。

もっと、外の血統が必要なんです。

 

そんなわけで、我が家にまた新しい子達がやってきました。

迎えたのは3匹。珍しくペアも迎えました。でもこの子達が少しややこしい様子。

イチジク・黒蜂メダカ♂

黒系の子がほしいと思っていた所に出会った子。

黒蜂メダカ、くろばち・くろほう・こくほう、と何だかネット上では読み方で統一されてなさ気な比較的新しい品種だそうです。お店の人は「くろばち」と呼んでいました。

黒い身体に黄色いヒレ。名前の通り蜂の様な模様のメダカです。

この種が良いな、、と水槽を眺めていた所、同じ水槽に何やら違う系統の黒いメダカが1匹居ることに気が付きました。

アケビ・黒蜂メダカ♂♀?

それがこの子。

黒蜂は体が黒いと言っても、ヒレの黄色い色素が混ざっているのか体全体は茶色に近い黒です。が、この子は青系の黒さなんです。ヒレも透明。

お店の人に聞いてみるとこの子も「黒蜂」なのだそうです。なんでも黒蜂の黒+黄の色が出るのは男の子だけで、女の子には色の特徴が出ないんだとか。

ということは、、この子は♀?

と聞くと、、なにやらお店の人が難しい顔をしています。

 

「それがそうとも言い切れないんです」

 

お店でも黒蜂を扱い始めて日が浅いらしく情報が少ないそうなのだけど、ブリーダーさんの話によると「黄色いヒレ」はオスにしか出ないんだそうです。だけど身体的特徴を見ると雌の体つきなのに黄色いヒレの子が居るんです。

メスと思われる色をした子がアケビしか居なかったので比較できなかったのですが、身体を見ると、、、尻ビレは少し丸くなっているように見えなくもないけど、、成長途中の男の子にも見える、、、というかライチにそっくり。

最近のメダカは品種改良が進みすぎて、コレまでの特徴から判断しにくくなってるそうです。

 

いずれにしても蜂っぽさはなくてもアケビはとびきり綺麗な色をしていました。写真では水草や砂利の色を反射して判りにくいですが綺麗な紫苑色をしています。奥様も気に入ったようでこの子を迎えることに。

もう一匹色が解りやすい赤頭龍(紹介は改めて)を迎えたのですが、この種は♀しか居ませんでした。

つまり♀と性別不明の子。

♂がライチしか居なくて迎えに来たのだからもう1匹はハッキリした男の子が欲しい。

そして選ばれたのがイチジク。雄雌の判りにくい黒蜂の中でもひと目で雄だと判るくらいはっきりと特徴の出ている子でした。

この選択を「失敗」にしたくはなかったけど、我が家の環境とは相性が悪かったようです。

 

ダンナのアクアリウムは始まったばかり。親メダカ達も最初のパイロットフィッシュです。メダカは寿命が短いため、成長しきった大人の個体よりも若い子のほうが良いですよ、と勧められていました。なので我が家にいる子達はまだ小柄な子が多いのです。

だけどイチジクはとびきり身体の大きな子。小柄なモモと比べると二回りほど、比較的大きなライチと比べても1.5倍は有ります。大きいぶん餌も多く食べれて運動も出来ていたのでしょうか、全身筋肉というたくましさ。

メダカってココまで力強く育つのかと惚れ惚れするくらいの見事な体つきです。

 

体格差を心配していましたが、最初の数日は心配と逆の展開。不慣れな場所にイチジクが戸惑っているのか、ライチの先住の縄張り意識なのかライチのほうが優位に立っていたようです。

と言っても闘争心の殆どないライチは最初こそ突然来た大きな雄に驚いて居たようだったけど、次の日には仲良くなって居ました。このまま上手くやっていけるかな、、と思っていたけど。

1週間がすぎイチジクも落ち着いて来た頃、心配していた事態が起き始めていました。

 

イチジクが強すぎたんです。

 

攻撃とは少し違うようにも見えます。ライバルの雄であるライチ以外にたいしても強引すぎる所がありました。体格差がありすぎてそっと寄り添ってるつもりでも小柄なモモからすれば体当たりでしか無いのです。

少しずつ、水槽内のバランスが崩れてきました。

日曜の朝、気になって早朝から水槽を眺めていると、まだ暗い中スマートなメダカが目に入ります。

「あれ?これは、、ライチ?」

いやライチは別の所で泳いでるし、、?

朝方なのでまだ暗く、照明付けると驚かせそうだったのではっきり見えませんでしたがどうやらこの子はアケビの様です。

黒いはずのアケビと白いライチの区別が付きませんでした。

まだ活発な時間ではないのでそれ以外の異常には気がつけなかったというか、色のことも光がないせいかと思っていました。だけどこの時既に弱っていたようです。

 

その日のお昼ごろ。昼食を終えて水槽を覗いてみた時には、アケビは水草に身を預けたまま動かなくなっていました。

アケビの死亡原因ははっきりしません。少し痩せてるかなという印象はありましたが食欲は有ったし個体差の域を出ない気もします。他のメスたちが毎日卵を生む中、この子は結局一度も抱卵することはありませんでした。雄なのか雌なのかもわからないまま。

時々他の子に追われる様な場面を見かけましたが、アケビ自身が臆病で逃げているのかイチジクが強く迫っているのか、ライバルとして攻撃されていたのかも分かりません。詳しく個性を観察するまもなく逝ってしまったのです。

水槽にはもう一つ異常がありました。

イチジクに体当りされても、ライチには逃げる体力がなくなっていたのです。

 

流石に異常だと感じ、暴れまわるイチジクを隔離することにしました。が、ココでは弱ったライチを隔離治療するべきだったのかもしれません。初心者のダンナが異常と気付けるほど弱っていたライチの回復は難しく、その日の夜、ゆっくりと沈んでいき、ただ見てるだけしか出来ないダンナの前で息を引き取りました。

アケビに続いてライチまで。

一度に2匹も死なせてしまい、これ以上のことがないように祈っていたのだけど、不幸の連鎖は止まりませんでした。

稚魚たちも大きくなりつつ有ったこともあり、プラケースでは窮屈そうだったので少し大きな飼育容器を用意していました。収納ボックスを使ったビオトープです。ここでは1cmほどに成長したけどまだ大人のご飯は食べにくいかな?というサイズの稚魚たちを飼育しています。

イチジクを隔離するのに針子水槽だと狭いし針子達が一飲にされてしまいそう。コチラのビオなら十分な広さと、稚魚も食べられないサイズまで育っている。そう思ってイチジクをコチラに移動させました。

イチジクも最初は戸惑っていたものの、2時間もすれば落ち着きを取り戻していました。追いかける相手が居なければ暴れまわったりしないだろう、、そう見えたのですが。

 

ライチを看取ってからしばらくして、寝る前にイチジクの様子を確認しに行った所、姿が見えません。隠れる場所はいくつか用意していたので落ち着く場所を見つけたのかな?と思いつつ、刺激したくはないけど確認せずに居られなかったので物をどけたりして探してみました。が、何処にも見当たりません。

蓋もなく、10cm程度しか水深の無いこの容器には、体力のありすぎるイチジクには浅すぎたようです。奥様と二人で探し回ると、1mほど離れた床の上に既に動かなくなったイチジクを発見しました。

隔離するならするで、キチンとその子にあった場所を用意してからするべきでした。

 

イチジクのことは事故と言えなくもないけれど、アケビとライチは衰弱して死んでしまったのです。水槽内の環境に異常がないか、少ない知識でアレコレ調べてみましたが原因は分かりません。

アンモニアも亜硝酸も検出できず、硝酸塩は少し出たけどかなり低い値。pHも6.8で硬度や塩素濃度も異常が無いように見えます。バクテリアの減少による白濁も出ず、環境変化に弱いミナミヌマエビにも特に変わった様子は見当たりません。水の匂いもオカシクはないしオトシンクルスのシマも相変わらず隠れたまま。温度変化は無いわけではないけど±2度ほどの状態。

今はCO2も外して常時エアレーションで様子を見ています。

水質悪化の可能性が低かったとして、新しい子が来たストレスや喧嘩か、メダカ特有の病気を持ち込んでしまったか。原因はわからないままですが、小さな命を扱う難しさを改めて思い知らされました。

 

雄が居なくなってしまった水槽。

繁殖期にある雌のメダカ水槽から雄が居なくなってしまうと、上手く排卵できずに卵をつまらせて死んでしまう可能性も出てきます。こんな状況で新しい雄を迎えなくてはいけません。

一度悪いことがおきてしまうと、何でも悪い方に見えてしまいます。

心なしかモモもミカンもいつもより元気が無いように見えてきます。ミカンは元々ひとりでぼーっと過ごすことの多い子だけど、何にでも興味を示すモモが大人しいと不安で仕方がありません。

病気の可能性が否定できない以上、変化を見落とさないようにしないと、、。

 

どうかこの悪い連鎖が止まってくれますように。

 

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