アズキとササゲ#1・スモールアイのアズキ

こんにちは、ダンナの人です。

秋も深まり肌寒さも感じ始めた10月の終わり頃。

窓辺に設置した収納ケースで作った屋内ビオをどうするか悩んでいました。

 

ここで飼育しているのは針子水槽から卒業したメダカの稚魚たち。育ちの良い子に食べられることも投げ込み式フィルターの水流に負けることも無いくらいのサイズまで育つとコチラの容器へと引越しさせていました。

そこから更に育ち、このケースでは狭く感じるような子達はお子様水槽(旧)へ、更に大きく肉付きの良い、寒さに耐えられそうな子は窓辺のスチロールビオへと移動しています。

 

この時残っていたのは遅生まれで身体の小さい子たち(あとライデン)

遅生まれの子達は、採卵する予定はなかったのだけどウィローモスのトリミングをした時にモスに付いていた卵に気づかず、植え直した先と一時保存のグラスの中で孵化した子達です。

親の水槽で生まれた子達は自然に任せるのだけど、隔離した先で生まれてしまうと、、、親水槽に戻すわけにもいかず。結局張り子水槽へと移され、数ヶ月遅れで窓辺ビオへと移動してきていたのでした。

 

問題は、このまま冬が来てしまうと1cm有るかないかの稚魚たちが無加温の容器で耐えられるのか怪しい、、というところ。このサイズの子達は水温15度を下回ると厳しいらしい。

迷った挙句、お子様水槽へ移動させることになったのですが、混雑しても良くないので一部をメイン水槽へと分散させて移動することにしました。

メイン水槽には成魚が居るので体格差も心配だし暫くは隔離ネットを浮かべてその中で飼育することに。まぁ成魚といってもぽや~んとした性格のモモだから余り心配はしていないのだけど、、。

スモールアイのアズキ

そんなわけでメイン水槽へとやって来た、、アズキと名付けられるのはもう少し先の話なのだけど、この赤い子はデコポン(赤頭龍ブラック♀)とカキ(楊貴妃♂)の間に生まれたエリート戦闘民族。

兄弟たちにもガンガンぶつかっていく将来が心配な子です。

アズキ達は暫くこの隔離ネットの中で過ごしていたものの、このネットは通水性が悪いので水の汚れが心配だしある程度成長してきた所でネットの外へと放たれました。兄弟たちもミナミヌマエビと比較してもこのサイズ。

少し早すぎたかと心配でしたが特にいじめる子も出てこず、ゴハンの際には3倍以上体格差のあるのモモを押しのけてゴハンを強請るくらい逞しい。

 

上手く馴染めそうかな、、と安心していた一ヶ月後。

 

なにかおかしい。

 

メダカ達はよほど警戒しているときでもない限り群れて泳いだりしないでそれぞれ気ままに好きなところで過ごしています、、がある程度周りを見て付かず離れずくらいの距離を保っています。でもアズキは大抵一人離れた所でごそごそ、。

浮草の影だったり、有茎草の隙間だったり。

ゴハンでも探しているのか水草を突付いてるような、、ぶつかってるような、、?

そして兄弟たちとの体格差が大きくなり、ひとり成長しないまま痩せてきたのです。

 

最初に異常に気がついたのは奥様でした。

 

奥様「この子、、目が見えてないんじゃない?」

 

!!

 

そう言われれば、、。

確かにやたら何かにぶつかったりしています。食事の時も気にして観察していると、がっついているように見えて空振りばかりなのです。ぱくぱくとかぶりついては居るのだけど、そこは何もない水面。そうこうしている内にゴハンは他の子に食べられてしまっているのだけどそれにも気付いてない様子。

何か目に異常でも有るんだろうか、、と見てみても小さすぎてよく解らず。

なんともキラキラした綺麗な目をしていて可愛らしいなぁ、、と。

 

あれ?

少女漫画でもないのに目がきらきらしてるのってオカシイな?

 

この頃のアズキの目はカメラで捉えられないサイズだったので上のは大きくなってからのものですが、アズキの目をよく見てみると黒目が殆ど無いんです。よーく見ると黒い点らしきものも見えるのですが、殆どがキラキラした虹色色素(青魚のお腹の部分のような)で覆われています。

これはどういう状態なのだろうと調べてみると、どうやら「スモールアイ」と呼ばれる目の発達障害のようです。程度の差はあれ、概ね目が見えないか視力がとても弱いそう。

アズキの目は全く見えていないわけでは無さそうなのだけど、目の前に有るゴハンは見つけられないくらいの視力。音なのか影なのか人が近づくと気配は感じられるようでおねだりには来るのだけど、ご飯をあげても勘で周囲をぱくついて居るだけなので殆ど口には入っていないみたいです。

食べれている量より消費のほうが大きい、、ヽ(´o`;

道理で痩せるわけです。

 

気がついてからは他の子達には別の場所でゴハンをあげて気を引いておいて、アズキの目の前にゴハンを撒いてあげるようにして与えていたのですが、ある程度は食べられても明後日の方向にぱくついていたりしている内に他の子に気づかれて食べられてしまう日々。

お陰で余分にゴハンを食べれた他の子がどんどん太って、、ε-(´∀`; )

こういう給餌を暫く続けていると、アズキの側にゴハンが降ってくると学習した子まで出てきて、、。

そうこうしている内にあまりにも痩せてしまったのでまた隔離ネットを使ってみることにしました。このネット、30キューブには少し大きすぎて使いにくいのだけど仕方がりません。

体長はそれなりに成長しているのに肉が全くついていません。ここまで痩せてしまうと回復は難しそうでしたが、ココまでは大きくなれていたのだからカロリーさえ取れればどうにか成らないだろうか、と。

 

高カロリーの餌は、、。

 

で目をつけたのがコレ(*`へ´*)r

張り子達用に用意していたミジンコです。栄養タップリのミジンコさえ食べればメタボになれるはず!

さあアズキ!タップリ食べるのだ!

ミジンコ「ぴょんぴょんぴょん」

アズキ「・・・。」

ミジンコ「ぴょんぴょんぴょん」

アズキ「・・・。」

ミジンコ「・・・。」

アズキ「・・・。」

 

(*”ー”)・・・。

 

よし、まず落ち着こう。

目の前に有る動かないゴハンも捕まえられないアズキに逃げ回るミジンコは捕まえられない。うん。わかるよ。

 

結局隔離ネット内で普通にゴハンを与えることにしました。目で追えないといっても匂いはあるし、時間をかければアズキもゴハンを食べることが出来ます。他の子との取り合いが無ければお腹も満たせそう。

物凄くピンぼけな写真ですが、左上に写っている子はアズキと同じ時期に生まれた子。カナリの差が付きました。ここまで太らなくてもいいけど体力つけて健康な肉付きになって欲しいところです。

この頃このスモールアイの子に「アズキ」という名前が付けられました。

普段は奥様が付けるのだけどこの子の名前はダンナが付けたもの。

スモールアイ、小さい目だから「こまめ」。大きくなって欲しい子に 「小」は使いたくなかったのでカタカナで「アズキ」。

 

うん。なかなかよい名前だ。

 

アズキ、個室を貰う

それからさらに1ヶ月ほど経って、、。

まずは見ていただきたい。肉付きの良くなったアズキの姿を(*´艸`*)

オタマジャクシのように頭以外ヒョロヒョロにやせ細っていたアズキだけど、目以外は健康そのものなのでゴハンを食べられさえすればこんなに太ってくれました。

だけどこのネットは汚れやすく水質が悪くなりやすいので余り長時間は隔離できません。定期的に水槽に戻してその間に洗浄天日消毒をするのですが、ある程度大きくなってくれたと言っても本水槽内でゴハンの取り合いになると、やっぱり余り食べられないのか痩せていってしまいます。

この繰り返しは、、やっぱりキツイ。

丁度その頃、黒星河の子供たちも大きくなり、36cmの新お子様水槽へと引っ越しを済ませていたのでした。

そう、20cmキューブが空いたのです。

というわけで早速リセットして新しい水槽を準備しました。

細かい部分は別の機会に紹介できればと思いますが、中身はゴッソリ入れ替えてフィルタも静かなコーナーフィルターに変更。普通にソイルを敷いて水草も植えました。

ほぼ飼育水ですが念のため20日程水作りをし直しておきました。

先行してカキアゲ達にパイロットシュリンプになってもらいつつ、水ができた所でお引っ越しです。

まだ少し痩せ気味だけど、なかなかスタイルがよくなりました(*´艸`*)

温度も合わせなおして、、。

ゴー!(*`へ´*)9

引っ越しは無事終わり、環境の変化にもアズキは落ち着いている様子です。水つくり期間が短くて心配でしたがまた痩せ始めていたので予定より早めの移動。

こういうことが有ると隔離用の避難水槽を常設しておきたく成りますね。

こうしてアズキはダンナすら持っていない個室を手に入れたのだ。

あ、ミナミさんと同居だから、、対等か。対等でいいのか。

 

 

その後、シッカリと甘やかされて育ったアズキは現在、、。

 

パツンパツンに太ったε-(´∀`; )

 

まぁ、、、痩せてるよりは良いかぁ、、。

 

本日の対戦結果

今回はこうして保護することが出来たけど、繁殖をさせるとどうしてもこういったリスクを負った子も生まれてくる可能性があります。今後こういった子が出てきた時、どう対処するべきなのか。

際限なく保護するのか。自然に任せるべきなのか。

ただ死なせずにお世話をすることが飼育といえるのか。

 

なかなか答えは見つからない問題です。

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